スメルハラスメント対策に!?男性用デオドラント商品好調

とれたてニュース

白石秀香
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2017/07/14

スメルハラスメントとは?

 
近年、何にでも「ハラスメント」という言葉をつける風潮があります。そして、新たに「スメルハラスメント」なる言葉が出てきました。略してスメハラです。
 
スメル=臭い、ハラスメント=嫌がらせ、つまり「臭いでの嫌がらせ」ということです。
 
体臭は意図しているわけではないので、嫌がらせと捉えられるのは辛いものがありますが、やはり周囲に不快感を与えるのは好ましくないでしょう。
 
特に職場での「スメルハラスメント」は、仕事にまで影響を及ぼす可能性もあります。
 
そろそろ梅雨も明け、これから夏本番。臭いの原因の1つである汗が気になりやすい季節となりますが、「仕事中の汗のニオイ」をテーマに、資生堂のデオドラントブランド「エージーデオ24」が男女500名を対象に意識調査を行いました。
 
「仕事中の自分の汗の臭いが不安になった経験があるか」という質問に「ある」と答えたのは実に91%。
 
また、この調査で「男性は女性に比べて汗が臭いやすいと思う」と84%が回答。男性は皮脂量が女性の2倍近く多いので(資生堂調べ)、少々臭いやすいようです。
 
家庭や恋愛のシーンで、そして職場でも徐々に「スメハラ」を指摘されるようになってきている昨今。男性諸氏も気にせざるを得ないようです。
 
 

制汗剤メンズライン続々

 
「スメハラ」という言葉が一般的になりつつある影響を受けてか、男性用のデオドラント新商品が続々と登場しています。
 
また有名タレントを起用するなど、各社のCM合戦も非常に激しいものになっています。
 
2017年新発売の花王「BioreデオドラントZ」は、若手の超人気俳優・菅田将暉さんと、お笑い芸人・澤部佑さんを起用。
 
更に「8x4MEN デオドラントスプレー」のCMでは、2010年・2014年のFIFAワールドカップの日本代表として出場した、ゴールキーパー・川島永嗣さんが汗を長時間ブロックしています。
 
ロート製薬の、殺菌成分と制汗成分が配合された、加齢臭までケアする「デ・オウ 薬用プロテクト デオドラント」は、ロールオンタイプを新発売。CMでは引き続き、伊藤英明さんがムッキムキ裸体の大胆ポーズを披露して、女性の目線をも釘付けにしています。
 
男性の臭いに特化した、マンダムの「ギャツビー スポットデオドラント」は、ロールオン、スティックなどシリーズで新発売。俳優・松田翔太さんと今年ブレイク中のお笑い芸人・ANZEN漫才みやぞんさんを起用して、シュールで個性的なCMで話題を呼んでいます。
 
また、資生堂は「24時間、いつでもどこでも肌快適ケア」がコンセプトの「エージーデオ24メン」も、スプレータイプを新発売しています。
 
各社相当に力の入った新商品とCM攻勢です。
 

男性用デオドラント市場の推移

 
この様に、年々男性用デオドラント製品の市場は活気を帯びています。
 
化粧品メーカー・マンダムの発表によると、男性用デオドラント製品の市場は、2009年度が4.9億円、10年度が5.7億円、11年度が6.2億円、そして2012年の90億円から2016年には120億円までに拡大。今年度も更なる市場拡大を見込んでいます。
 
2015年には前年比108%、2016年は107%と、毎年確実な伸長率となっています。
 
目薬でおなじみのロート製薬は、2017年度3月期の総売上高1545億9,900万円の約66%が、スキンケア部門の売上高(1018億4,400万円)となっており、男性用デオドラントブランド「デ・オウ」の売り上げが好調なのも寄与していると言えるでしょう。
 
参考:美容経済新聞「ロート製薬、化粧品事業の売上が66%占める」
 
 一方女性用のデオドラント市場は横ばいで、やはり男性用の市場拡大が際立っています。しかし、デオドラントを使用している男性は全体の半分ほどであるらしく、「スメルハラスメント」ブーム?に、この市場はまだまだ今後も成長を遂げる伸びしろがありそうです。
 
男性の爽やかな汗の匂いが好きな一部の女性たちにとっては、少々残念なことなのかも知れませんが…
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