上野に赤ちゃんパンダ誕生! その経済効果は!?

とれたてニュース

雲雀ヶ丘紅
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2017/06/19

ただ竹を食べているだけなのに、なぜか可愛い!

 
パンダが好きだ。ただ竹を抱えてむしゃむしゃむさぼっているだけの姿でも、見たら最高に萌えるし癒される。
 
ぐうたら寝そべっていたり、むっちりとした体で悠々と歩いたり……まったく見ていて飽きない。筆者は動物園に行くとパンダの前だけで長時間を過ごせるタイプなのである。
 
けれど、あの愛くるしいルックスとは裏腹にパンダにはどう猛な一面もあるというから驚きだ。
 
氷河期を生き延びるために、本来の肉食から草食へと進化していったとされるパンダ。その消化器官は未だに肉食動物の特徴を持っているそう。
 
お腹が減ると人間を襲うこともあるといい、実際中国では動物園を訪れた客や飼育員がパンダに襲われる事例もあるという。
 
じゃれたりふざけているつもりでも、なんせあの巨体だ(オスで100~150キロ、メスで80~120キロ)。のしかかってこられたり、噛まれたりしたら人間なんてひとたまりもないだろう。
 
動物園でむしゃむしゃと笹を食べてはいるけれど、心の声では「おい、肉だせよ、肉!」と叫んでいたりするのだろうか……嫌~、そんなパンダ見たくないっ!
 

5年ぶりにパンダの赤ちゃん誕生、経済効果は?

 
さてパンダといえば……6月12日に東京・上野動物園でパンダの赤ちゃんが誕生した。5年ぶりのこのおめでたいニュースに、いま日本はおおいに沸いている。
 
12日に誕生した赤ちゃんパンダのパパは<リーリー>で、ママは<シンシン>。シンシンは赤ちゃんを口にくわえたり、抱いて胸のあたりに置いたりと母性本能全開のようで、子育てのコツを着実に掴んでいるという。
 
2012年にもリーリーとの赤ちゃんを出産しているシンシン。だが、その時は生後7日で死亡という哀しい事態となってしまった。今回は無事に育ってくれることを心から願うばかりだ。
 
さて、赤ちゃんパンダが誕生したことによる東京都内の経済効果が早くも試算されている。その額は1年間で約267億円!(関西大学・宮本勝浩名誉教授試算)。
 
赤ちゃんパンダの誕生によって、上野動物園の入場者数は2016年度の384万3,200人から1.5倍近い565万7,190人に増えると予測、ここから入園料やグッズの売り上げなどを試算して出した金額であるそうだ。
 
また、上野動物園の周囲にある飲食店の株価が、赤ちゃん誕生以来上昇を続けているとの情報もある。
 
ちなみに現在の上野動物園の入園料は<一般600円、65歳以上300円、中学生200円>。年間パスポートもありこちらは<一般2,400円、65歳以上1,200円>となっている。小学生以下のお子さまと、都内在住・在学の中学生は無料だ。
 

日本のパンダはレンタルです

 
ご存知の方も多いとは思うが、パンダは中国からのレンタルである。つまり中国にお金を支払って、日本にパンダを迎えているということなのだ。
 
そのお値段はオスとメス1匹ずつで約8,000万円とも1億円とも言われている。また、日本で生まれたパンダの子どもの所有権は中国にあり、中国以外の国で生まれたパンダは繁殖可能な年齢になると中国に返さなければならない取り決めとなっているのだ。
 
約1億円かけてレンタルし、毎日約2万円以上の食費をかけて大切に育てても産まれた子供の所有権は中国にあるとは……なんとも切ない話ではあるが、それもこれもパンダはかつて絶滅危惧種に分類された生き物であるから故、仕方がない話であろう。
 
数十年来の保護努力のおかげで現在は2,000頭近くにまで増え、昨年には絶滅危惧種より一段落下の危急種に分類された。とはいえ、その繁殖能力の低さ、主な餌となる笹の減少の懸念などから今後また数が減ってしまうことも危惧されているのだ。
 

パンダ好きなら一度は行きたい! 和歌山・アドベンチャーワールド

 
さてここで筆者は声を大にして「たくさんのパンダをじっくりゆっくりと見たいなら、ぜひ和歌山にあるアドベンチャーワールドへ!」と言いたい。
 
断っておくが筆者は関西出身者ではあるものの、決して回し者でもなんでもない。アドベンチャーワールドを推すにはきちんとしたワケがあるのだ。
 
アドベンチャーワールドはこれまで10頭以上ものパンダ繁殖実績がある、いわばパンダ帝国だ。2016年にも9月にも<結浜>が誕生したばかりである。
 
現在では8頭ものジャイアントパンダが広々とした敷地で暮らしており、ここを訪れるとその様子を見ることができる。もちろん園内には他に多くの動物もたくさんおり、キリンにおやつをあげるイベントもあるし、肉食動物を間近で見られるサファリツアーもあるのだ。
 
繁殖に成功しながらも全国的に大きなニュースにはならない和歌山アドベンチャーワールド(むろん関西地方では大きくニュースとして取り上げられてはいたのだが)。
 
関西人なら誰もがそのコマーシャルソングを歌えると言っても過言ではないほど、関西ではメジャーな存在なのである。
 
上野動物園のように常にスポットライトを浴びているわけではないというのに、それでも地道にパンダを増やし世話を続ける飼育員さんたちの努力には頭が下がる思いだ。
 
動物と触れ合って一日中のんびりと楽しめるアドベンチャーワールド。
 
チケット料金はマリンライブ観覧+サファリ見学もついて1DAYで大人4,500円、中人(12~17歳)3,500円、小人(4歳~11歳)2,500円。小さなお子様がいるファミリーには特に熱くオススメしたい。リラックスできるいいところなのだ。
 
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