痴漢冤罪……線路に逃げるよりも痴漢冤罪保険で転ばぬ先の杖!

とれたてニュース

雲雀ヶ丘紅
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2017/06/06

痴漢を疑われても逃げないで!

 
痴漢を疑われた際に、突然線路に飛び降り、そのまま逃走する事例が後を断たない。
 
インターネット上ではあの大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』になぞらえて、「痴漢を疑われたら、とにかく逃げるが役に立つ」などうそぶく輩もいるようであるが……これは大間違い!!大事なことなので繰り返し言おう、痴漢を疑われた際にとにかく逃げるは大間違いなのである!!
 
ここでは、痴漢冤罪の人、つまりは故意ではなくなにかの拍子で乗り物の中などで手が女性の体にあたってしまい、痴漢を疑われて女性と共に駅に降りてしまった人を想定して話を進めようと思う。
 
自分はやっていない、会社やアルバイトに遅れてしまう、家族や友人に痴漢をした人間と思われてしまったらこの先どうなる!?……予期せぬ事態に巻き込まれ、一瞬で頭がパニックになってしまうことは想像に難くない。難くないけれども、そこで逃げたら事態はもっと悪くなるばかりだ。
 

線路逃走には<死>のリスクも

 
まずこれだけは覚えていてほしい。線路に逃げる=助かるでは決してないということを。当たり前のことであるが、線路は電車が走るためにあるもの。
 
冷静な判断能力ができない頭で線路に飛び降りると、間近に迫る電車が見えていないこともある。実際2017年5月には、東急田園都市線の青葉台駅で痴漢の疑いをかけられた男性が線路に飛び降り、入ってきた電車にはねられて死亡したというケースが起きてしまった。
 
今年の3月以降は都内で線路に降りて逃走する、という行為が約10件起きているという。たしかにそのうちの大半は捕まらずに逃げ切っているため、これらの報道を覚えている人たちが「逃げればなんとかなるはず」と判断し、逃走する。
 
だが実際、逃げ切れずに死亡者が出ているのだ。線路逃走は自らの命を危険に晒す行為であることを決して忘れてはならない。
 
さらに捕まった場合は、たとえば威力業務妨害などの罪に問われる可能性がある。さらにいうと民事責任も問われ、鉄道会社から多額の賠償金を請求される可能性もおおいにある。
 
気になるその金額は、数分であっても百万単位、さらにもしそれが朝夕のラッシュ時であったとなると1,000万単位の賠償額を請求される場合もあるそうだ。
 
罪に問われ、自らの命を危険にさらし、さらに多額の賠償金額を支払わねばならない――。線路逃走がいかに愚の骨頂であるかおわかりいただけただろうか?
 

もしものときのために――痴漢冤罪保険

 
さて、先日お笑いトリオ・パンサーの向井慧(31)が、テレビの情報番組のなかで、過去に痴漢に間違えられた体験があることを明らかにした。
 
そのあらましはこうだ。向井は、地下鉄の座席に芸人仲間計5人と共に座り、話をしていた。すると突然向井の隣の女性が「触ってんだよ!」と怒鳴ってきたという。見に覚えはないが服の裾が触ったのかもと思い「当たっていたらすみません」と向井は謝り会話に戻った。
 
だが女性は向井を痴漢呼ばわりし、次の駅で降り駅長室に行くことを要求。芸人仲間の「駅長室に行ったら拘留されて仕事に行けなくなる」との忠告もあり、一緒に駅長室には行けない旨を説明し続けたのだという。
 
渋谷駅に着くと駅員がやってきたそうだが、このとき他の乗客が向井の無実を証言してくれたため、ことなきを得たというのだ。
 
ちょうど情報番組の中で<痴漢冤罪保険>についての説明がなされていたため、自らの体験談を披露した向井。
 
痴漢疑惑をかけられた当時を振り返り「パニックになる」とコメント、さらには「この保険の存在を絶対知っておいたほうがいい」と番組内で力説していたのである。
 

痴漢冤罪保険の詳細とは?

 
痴漢冤罪保険とは、ジャパン少額短期保険(東京都千代田区)が販売する「痴漢冤罪 ヘルプコール」のこと。都内で痴漢容疑者が線路に逃走する事件が相次いで報じられたことで、5月に入り契約件数が数百件とこれまでの10倍以上に急増したという。
 
これは交通事故などの際に、弁護士への相談費用を補償する月額590円(年額6,400円)の保険に特典として付くもので、この特典目当で加入する人が大半だという。
 
特典の内容はこうだ。
 
契約者が痴漢の疑いをかけられた際、スマートフォンなどを通じて指定された番号に通報すると、提携する全国各地の弁護士に一斉に緊急メールが届く。対応可能な弁護士はこのSOSメールに即座に返信。当事者に指示を与え、ときには電話で対応することもあるようだ。
 
疑いをかけられパニックになっている当事者にとっては、自分がまずなにをすべきなのか明確な支持をもらえるということは、なによりありがたい話ではないだろうか。
 
この保険では事件発生後48時間以内の弁護士費用が全額補償される(冤罪以外の場合は補償はされない)。
 

最後に……痴漢で逮捕された場合の罪と罰

 
痴漢行為は、強制わいせつ罪や迷惑防止条例違反に該当するとされており、強制わいせつ罪の場合は6ヵ月以上10年以下の懲役が、迷惑防止条例違反は6ヵ月以下の懲役股は50万円以下の罰金が刑罰として定められている。
 
ただしこれらは起訴され、裁判で有罪となった場合の話だ。不起訴となれば刑罰を受けることはない。日々満員電車で通勤、通学をする方は転ばぬ先の杖として保険に入ることもひとつの手段であると思う。
 
もしも身に覚えのない痴漢を疑われたならば、逃げるのではなく、「自分はやっていない」ときっぱりと話し、弁護士に連絡を。周りに無実を証言してくれる人がいないか、目撃者探しも有効であると思われる。とにかくパニックにならずに落ち着いて対処することが重要なようだ。
 
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