カールが消える!?突然の発表にネット上でも驚きの声!

とれたてニュース

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2017/06/02

カールが発売中止に!? 

 
2017年5月25日、お菓子メーカーとして有名な明治がスナック菓子「カール」の販売を大幅縮小すると発表し、大きな話題になりました。
 
「カールチーズあじ」と「カールうすあじ」の2種類は関西地方以西で引き続き販売されるとのことですが、「カールカレーあじ」「大人の贅沢カールシリーズ」「小つぶカールシリーズ」については、もう食べることが出来なくなります…。
 
この発表に、世間からは悲しみの声が多く上がっています。普段は買わなくても、なくなるとなると食べたくなります。
 
カールの販売が始まったのは1968年のこと、約50年の間食され続けてきたロングセラー商品です。明治を代表するお菓子として、多くの人に愛されてきました。
 
受験の時期になると、うカール(受かる)という言葉の響きから縁起の良いお菓子としても好まれていました。つらい受験の時期、カールを食べて励みにした方もいるかもしれませんね。
 

どうしてカールは販売中止になったの?

 
歴史あるお菓子カールが販売中止になったのはなぜなのでしょうか。株式会社明治は、競争優位性の低下と販売低迷による収益悪化だと説明しています。
 
参考:株式会社明治 「カール」シリーズの販売地域変更などに関するお知らせ(PDF)
 
カールの売り上げが最高だったのは1990年代のことで、その額は年間約190億円でした。しかし近年では年間約60億円となり、明らかな人気の低迷が見られます。
 
一方で、カールと同じスナック菓子として絶対的な人気を誇る「ポテトチップス」の売り上げはどの程度でしょうか。
 
ポテトチップス市場シェアの70%を占めているのは、カルビー株式会社です。2017年3月期第1四半期決算を見てみると、第1四半期3ヶ月間の売り上げは、174億8,200万円でした。このペースで1年間売れ続けると、年間約700億円の売り上げになる計算です。
 
かたや60億円、かたや700億円…株式会社明治はカール販売中止の理由として競争優位性の低下も挙げていましたが、確かに圧倒的敗北と言わざるを得ないでしょう。
 
それにしても、カールは完全な販売中止ではなく、関西地方以西では一部の味の販売を続けます。一体なぜなのでしょうか。
 
答えは、地域別のカール売り上げデータにありました。2016年の100万人あたりのカールの売り上げは、関西地方以西だと「九州地方37.8万円、中国・四国地方20.4万円、近畿地方34.1万円」です。しかし、中部地方以東の場合、「中部地方7.2万円、関東地方23.6万円、東北地方8.4万円、北海道8.5万円」となります。
 
中部地方以東では、関東地方を除いて軒並み売り上げが悪いことがよく分かります。このデータを見ると関東地方で販売を続けても良さそうですが、スナック菓子はかさばるもので、物流コストの問題により、関東地方も販売中止という判断に至ったようです。
 
東西の売り上げ差については、地域によっての味覚差が原因ではないかとうわさされています。
 
西の方に住む人は濃厚な味を嫌う傾向があり、うすあじのカールが人気を得ているという結果が出ており、東に住む人には濃厚な味がよく売れる、という調査結果もあるそうです。
 

新たなコーンスナックを求めて

 
カール愛好家の方にとっては、本当に残念な発表だったことと思います。せめて西日本での販売は、これからも長く続いて欲しいものですね。
 
カールの陰に隠れていますが、実は同じ株式会社明治のコーンスナック「ピックアップ」も生産中止になります。そのため、カールの代わりのコーンスナックとなると、ハウス食品の「とんがりコーン」やコイケヤの「スコーン」などになるでしょうか。
 
いろいろ食べてみて、新しいお気に入りを探してみるのも良いかもしれません。
 
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